PR
「ゲーミングチェアをベッド代わりに使えたら便利だ」と考えていませんか。
部屋のスペース確保の問題や、毎日の布団の上げ下げの手間を考えると、一台で作業も睡眠もこなせるアイテムは非常に魅力的に映ります。確かに最近は180度倒れるモデルも増えており、仮眠なら快適そうに見えます。
しかし、ゲーミングチェアをベッド代わりにして本格的に寝ることには、多くのデメリットが潜んでいます。例えば、不自然な寝姿勢による体への負担や、最悪の場合エコノミー症候群の危険性も指摘されています。
そもそも、ゲーミングチェアは体に良いのか、リクライニングが怖いと感じたり転倒リスクはないのか、気になるところです。
また、想定外の使い方である睡眠に毎日使用すると、高価なゲーミングチェアの寿命を縮める可能性も否定できません。
この記事では、ゲーミングチェアでの安全な寝方、特に寝るときの角度や注意点を徹底的に解説します。本格的な睡眠は推奨しませんが、短時間の仮眠ならその利便性を最大限に活かすことも可能です。
最後に、仮眠利用に適したおすすめゲーミングチェア3選も紹介します。
この記事に書いてあること
- ゲーミングチェアで本格的に寝る場合の健康リスク
- 安全に仮眠をとるための正しい寝方と角度
- 転倒を防ぐリクライニング機能の注意点
- 仮眠に適したおすすめゲーミングチェアの特徴
ゲーミングチェアをベッド代わりに使うリスク

- 寝るデメリットは熟睡時に生じる
- エコノミー症候群の危険性
- 就寝利用はゲーミングチェアの寿命を縮める
- ゲーミングチェアは体に良い?主なメリットを紹介
- リクライニングが怖い?転倒のリスク
寝るデメリットは熟睡時に生じる

結論から言うと、ゲーミングチェアは本格的な寝具(ベッドや布団)の代わりにはなりません。もしベッド代わりに毎晩使用した場合、体に深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。
なぜなら、ゲーミングチェアはあくまで「座る」ことを目的に設計されており、「寝る」ために必要な機能が根本的に備わっていないためです。具体的には、以下のような複数のデメリットが生じます。
1. 寝返りが打てない
最大のデメリットは、寝返りが打てないことです。人は健康な睡眠中、一晩に20回以上も無意識に寝返りを打ちます。これは、体圧が特定の部分に集中し続けるのを防ぎ、血流を促すための重要な生理現象です。
しかし、ゲーミングチェアの多くは、体を固定して正しい姿勢を維持するための「バケットシート形状」を採用しています。
このホールド感が座っている時はメリットになりますが、睡眠時は逆に体を拘束し、寝返りを物理的に不可能にします。
2. 体への過度な負担
寝返りが打てない結果、腰や背中、首など特定の部位に体重が集中し続けます。ベッドのマットレスは体の凹凸(S字カーブ)に合わせて体圧を分散させますが、ゲーミングチェアはそれができません。
特にリクライニングを180度に倒した場合、座面のお尻が沈む部分と背もたれの構造により、腰が不自然に浮いたり、逆に沈み込みすぎたりして、腰椎の自然なS字カーブが崩れやすくなります。
これが起床時の体の痛み、慢性的な腰痛や肩こりの深刻な原因となります。
3. 睡眠の質の著しい低下
体がリラックスできず、筋肉が緊張した状態が続くと、脳は深い休息を得られません。深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間が減少し、浅い睡眠(レム睡眠)ばかりになる可能性があります。
結果として、たとえ8時間寝たとしても疲れが全く取れない、常に眠りが浅いといった、睡眠の質そのものが著しく低下する事態に陥りやすいです。
このように、ゲーミングチェアでの睡眠は、日中の「仮眠」用と厳格に区別し、夜間の本格的な睡眠には絶対に使用しないことが賢明です。
エコノミー症候群の危険性

ゲーミングチェアで、特にフットレスト(足置き)を使わずに足を下げたまま寝てしまうと、エコノミー症候群(深部静脈血栓症)を引き起こすリスクが高まるため、非常に危険です。
エコノミー症候群とは、長時間同じ姿勢で座り続けること、特に膝や股関節を曲げた状態でいることで、足(特にふくらはぎ)の血流が滞り、静脈に血栓(血の塊)ができやすくなる症状を指します。
ゲーミングチェアのリクライニングを深く倒して寝入ってしまうと、まさにこの状態に陥ります。足が下に垂れ下がった状態では、太ももの裏側が座面の先端で圧迫され続け、血流が阻害されます。
この状態は、飛行機のエコノミークラスや長距離バス、車中泊で長時間過ごす状態と全く同じであり、足の静脈に血栓ができるリスクを意図的に高めていることになります。
エコノミー症候群の危険性
この足にできた血栓が、立ち上がった際などの動作をきっかけに血流に乗り、肺に達して血管を塞いでしまうと「肺塞栓症」という、命に関わる深刻な状態を引き起こす可能性があります。
厚生労働省も、長時間同じ姿勢をとらないことや、足の運動を心がけるよう注意喚起しています。(参照:厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」)
ゲーミングチェアで休息(仮眠)する場合は、フットレストやオットマンを必ず使用し、足を伸ばした状態を作ることが、このリスクを回避する上で絶対に必要です。
就寝利用はゲーミングチェアの寿命を縮める
ゲーミングチェアをベッド代わりとして毎日長時間使用すると、製品そのものの寿命を著しく早める原因になります。数万円もした高価なチェアが、わずか1~2年で使い物にならなくなる可能性も十分にあります。
なぜなら、ゲーミングチェアは日中の「座位」(1日数時間)での使用を前提に耐久設計されており、睡眠時(臥位)の体重のかかり方や、1日合計10時間以上(作業+睡眠)といった長時間の連続使用は想定されていないためです。
具体的には以下のような問題が発生しやすくなります。
1. クッションの急速な「へたり」
座面や背もたれには、高密度ウレタンフォームなどのクッション材が使われています。「高密度」とはいえ、睡眠のように体重を長時間(6〜8時間)一気にかけ続けると、反発力が失われるスピードは加速します。
結果、想定よりも早くクッション性がなくなり、底付き感のある硬い座り心地に悪化します。
2. リクライニング機構やフレームへの負荷
リクライニングを倒した状態で体重をかけ続けることは、金属フレームの接合部や角度を固定するロック機構に持続的な負荷を与え続けます。
これが異音(ギシギシ音)やガタつき、最悪の場合はリクライニングが固定できなくなるなどの致命的な故障の原因となります。
3. 表面素材の劣化
特にPUレザー(合成皮革)製のチェアは、人間の汗や皮脂に含まれる水分や油分に弱いです。
睡眠中は知らず知らずのうちにコップ1杯分以上の汗をかくと言われており、これがPUレザーの化学的な劣化(加水分解)を促進します。
結果、表面がベタついたり、ボロボロと剥がれたりする現象が早期に発生しやすくなります。
一方、ファブリック(布)製の場合は、汗や皮脂が内部に染み込みやすく、掃除が困難なため、臭いやカビ、ダニの温床になるリスクがあります。
一般的なゲーミングチェアの寿命
使用頻度や素材、価格帯にもよりますが、ゲーミングチェアの一般的な寿命は約3~5年と言われています。
しかし、これはあくまで「日中の通常使用」が前提です。ベッド代わりのような過酷な使い方をすれば、この期間は半分以下になる可能性も覚悟すべきです。
ゲーミングチェアは体に良い?主なメリットを紹介

ゲーミングチェアは、夜間の「睡眠」には適しませんが、日中の「座る」姿勢においては、体に良い多くのメリットを提供します。
ゲーミングチェアの多くは、人間工学(エルゴノミクス)に基づいて設計されており、一般的な安価な椅子とは一線を画す、長時間の座位姿勢をサポートする機能が充実しているためです。
主なメリットとして、正しい姿勢の維持サポートが挙げられます。 多くのモデルで標準装備されている以下の機能が、その役割を担います。
- ハイバック(高い背もたれ): 肩や頭部までしっかり支え、体重を分散させます。
- ヘッドレスト: 首(頸椎)の自然なカーブを支え、ストレートネックや肩こりの原因となる「頭が前に出る姿勢」を防ぎます。
- ランバーサポート(腰当て): 最も負担がかかりやすい腰(腰椎)のS字カーブを支え、猫背になるのを防ぎます。
これらが体への負担が少ない正しい姿勢を維持しやすくし、長時間の作業やゲームプレイによる疲労を軽減します。
次に、優れた体圧分散の効果です。座面には高密度・高反発のウレタンが使用されることが多く、お尻や太ももにかかる圧力を均等に分散させます。これにより、血流の悪化を防ぎ、腰痛やお尻の痛みを軽減する効果が期待できます。
さらに、リクライニング機能やロッキング(ゆりかご)機能は、作業やゲームの合間に瞬時に体勢を変え、筋肉の緊張をほぐし、リフレッシュするのに役立ちます。
あくまで「座位」が前提
繰り返しになりますが、これらのメリットは、あくまで「正しい姿勢で座っている」ことが前提です。寝る姿勢での快適性や健康効果を保証するものではなく、「座る」ことと「寝る」ことは明確に分けて考える必要があります。
リクライニングが怖い?転倒のリスク
「ゲーミングチェアのリクライニングを深く倒したら、そのまま後ろにひっくり返りそうで怖い」という不安は、特に安価な製品においては実際に起こり得るリスクです。
リクライニングを深く倒すと、チェア全体の重心が大きく後ろに移動するため、バランスが非常に崩れやすくなるからです。
特に、1万円前後の安価なモデルには最大の注意が必要です。これらのチェアの中には、コスト削減のために以下のような構造上の弱点を持つ製品が少なくありません。
- ベース(脚部)の直径が小さい: 安定性を確保するための土台が小さく、重心移動に耐えられません。
- フレームやシリンダーの強度が不足: 体重を支える中心部が弱く、歪みや破損から転倒につながります。
- 重心計算が不十分: 安全性を考慮した設計がされておらず、簡単にバランスを崩します。
このようなチェアでリクライニングを深く倒すと、少し体重移動をしただけ(例:くしゃみ、伸びをする)で、椅子ごと後ろに転倒してしまうケースが実際に報告されています。
また、不適切な操作も危険を招きます。例えば、背もたれに体重をかけずにリクライニングレバーを操作し、急に背もたれが倒れてきたり、リクライニングした状態で勢いよく起き上がろうとしてバランスを崩したりすることも転倒の原因となります。
イスからの転落事故に関する注意喚起
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)も、リクライニングチェアやオフィスチェアの不適切な使用や経年劣化による転倒事故について注意を呼びかけています。 (参照:NITE「イスからの転落」)
リクライニング機能の安全性が怖いと感じる方は、AKRacing、DXRacer、GTRacingなど、販売実績が豊富で信頼できる有名メーカーの製品を選ぶことを強くおすすめします。
これらのメーカーは、安全基準(例:SGS認証ガスシリンダーの使用)を満たし、転倒しないよう重心計算や耐久性テストをしっかり行っている場合が多いため、安心感が大きく異なります。
ゲーミングチェアをベッド代わりに使うのは仮眠程度で

- ゲーミングチェアでの安全な寝方
- ゲーミングチェアで寝るときの角度
- 180度倒れるモデルは寝やすい?
- 短時間の仮眠なら快適に取れる
- 寝落ちしてしまうほど座り心地のいいチェア3選
ゲーミングチェアでの安全な寝方

ゲーミングチェアで安全かつ快適に寝る(仮眠する)ためには、いくつかの重要なポイントを守る必要があります。「長時間寝ないこと」「フットレストを使うこと」「周囲の安全確認」そして「環境を整えること」です。
前述の通り、長時間の睡眠は健康リスクやチェアの破損につながるため、アラームをセットするなどして、30分以内、長くても1時間以内の「短時間の仮眠」に厳格に留める必要があります。
1. フットレスト(オットマン)の活用
エコノミー症候群を予防し、快適な姿勢をとるためにフットレストは必須です。足を心臓に近い高さまで上げることで、全身の血流をサポートし、体圧を足にも分散させます。
- 一体型(収納式): チェアに付属しているため手軽ですが、強度がやや弱いモデルもあるため、体重をかけすぎない注意が必要です。
- 分離型(オットマン): 別途購入が必要ですが、安定性が高く、頑丈です。仮眠時以外も足置きとして使えるメリットがあります。
2. 周囲のスペース確保
リクライニングを倒す際は、背後に十分なスペース(最低でも50cm〜70cm程度)があるか必ず確認してください。
壁や他の家具に背もたれがぶつかると、リクライニング機構の破損や、バランスを崩しての転倒の原因になります。また、フットレストを伸ばす前方スペースも確保が必要です。
3. アームレストの調整
寝る姿勢の際、アームレストが肩や腕に当たって邪魔になることがあります。これが無理な体勢や筋肉の緊張につながります。
4Dアームレスト(上下・前後・左右・回転)や3Dアームレストが搭載されていれば、高さを一番下に下げたり、外側に開いたりして、腕がリラックスできる状態を作りましょう。
4. 休息のための環境整備
仮眠の質を高めるため、服装はベルトを緩めるなど体を締め付けない状態にし、可能であれば部屋の照明を暗くしたり、アイマスクを使用したりすることも有効です。
ゲーミングチェアで寝るときの角度
ゲーミングチェアで寝る(仮眠する)ときの最適な角度は、目的によって異なりますが、仮眠であっても180度の完全なフルフラットは推奨されません。
なぜなら、180度(水平)に倒すと、ベッドのマットレスとは異なり体の凹凸(特に腰)を適切に支える構造ではないため、逆に腰や背中に負担がかかり、痛みを感じることがあるためです。
推奨される角度の目安
- 効率的な仮眠(15〜30分程度): 150度〜170度 体が完全に水平になる手前、少しだけ上半身が起きている角度が、最もリラックスしやすいとされています。一部の研究では、フルフラットよりも少し上半身が起きている方が気道が確保されて呼吸しやすく、スムーズな入眠を促すとも言われています。この角度が、休憩の質と安全性、体への負担のバランスが最も良い範囲です。
- 短時間の休憩・リラックス(5〜10分): 135度〜150度 ゲームのロード中や作業の合間に少し体勢を変えたい、集中力をリセットしたい場合は、この程度の角度が最適です。体重を背もたれにしっかりと預けつつも、すぐに元の作業姿勢に戻れる機動性があります。
自分に最適な角度を見つけることが重要
重要なのは、スペック上の最大角度ではなく、自分が「最も楽だ」と感じる角度を見つけることです。
180度まで倒せる高機能モデルであっても、あえて160度程度で固定して使うなど、自分の体格やその時の体調に合わせて微調整しましょう。
180度倒れるモデルは寝やすい?
「180度倒れるモデル=寝やすい(仮眠しやすい)」とは、一概に言えません。角度の深さ(スペック)よりも、実際に倒したときの安定性やフットレストの有無、クッション性が快適さを大きく左右します。
180度まで倒せることが、必ずしも快適な睡眠姿勢を保証するわけではないからです。
もちろん、180度まで倒せるモデルにはメリットもあります。それは、135度から180度までの間で、好きな角度に微調整できる範囲が非常に広いという点です。170度や165度など、自分にとってベストな仮眠角度を追求しやすいのは明確な利点です。
しかし、デメリットも存在します。前述の通り、最大角度(180度)まで倒すとチェアの重心が最も不安定になります。安価な製品や設計が甘い製品では、少しの動きで転倒するリスクがあり、安心して体を預けられない場合があります。
また、チェアの座面は通常、お尻部分が少し沈み込むように設計されています。180度に倒すと、腰が「くの字」に沈み込み、背中が不自然に反るような姿勢になりやすく、短時間の仮眠でも腰痛の原因になることがあります。
結論として、180度という「最大角度」のスペックだけに注目するのは危険です。
それよりも、150度〜170度程度まで倒れ、その状態でしっかり安定し、かつフットレストが付属しているモデルを選ぶ方が、仮眠の質と安全性の両方を確保できる可能性が高いです。
短時間の仮眠なら快適に取れる
ゲーミングチェアは、夜通しの睡眠には絶対に向きませんが、30分以内の短時間仮眠(パワーナップ)には非常に適した、優秀なアイテムです。
最大の理由は、その効率性にあります。わざわざ寝室のベッドに移動する必要がなく、作業やゲームをしていた場所で、リクライニングを倒すだけですぐに休息姿勢に入れるため、効率的に疲労回復が図れます。
長時間のデスクワークやゲームプレイ中、脳は疲労し集中力は低下していきます。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」でも、午後の早い時刻の短い昼寝(パワーナップ)が、眠気を解消し作業効率を改善するのに有効であると言及されています。
研究によれば、15〜30分程度の仮眠は、脳の疲れをリセットし、その後の集中力や認知能力を高める効果が期待できます。
また、ベッドで横になると、つい1時間以上寝すぎてしまい、起きたときに逆に頭がぼーっとし、体がだるくなる「睡眠慣性」に陥りがちです。
その点、ゲーミングチェアでの仮眠は、ベッドほどの完全なリラックス状態ではないため、深い睡眠に入りすぎるのを防ぎ、「寝過ぎ」を抑制しやすいというメリットもあります。
仮眠のコツ(パワーナップ)
アラームを必ずセットし、30分以上は寝ないように心がけましょう。また、仮眠をとる時間帯も重要で、15時以降の遅い時間にとると、夜の睡眠に悪影響が出る可能性があるため、昼食後などの早い時間帯が推奨されます。
あくまで本格的な睡眠ではなく、日中のパフォーマンスを維持するための一時的な休息として活用するのが賢い使い方です。
寝落ちしてしまうほど座り心地のいいチェア3選

ゲーミングチェアで快適な仮眠をとり、「寝落ちしてしまう」ほどの体験をしたい場合、特定の機能が備わっているモデルを選ぶことが重要です。単にリクライニングするだけでなく、体を預けてリラックスできる設計が求められます。
体を預けてリラックスするためには、足を伸ばせることと、背中を深く倒しても安定していることが絶対条件となるからです。
仮眠や休憩の質を高めるために重視すべき特徴は以下の通りです。
1. フットレスト(オットマン)が必須
これが無ければ快適な仮眠は始まりません。足を伸ばし、ふくらはぎを支えることで、体圧が全身に分散され、エコノミー症候群のリスクも回避できます。
一体型の収納式フットレストは手軽ですが、より安定感を求めるなら分離型のオットマンも強力な選択肢です。
2. 深いリクライニング角度と高い安定性
仮眠には最低でも150度以上、できれば165度〜170度程度まで倒せるリクライニング機能が必要です。そして、その角度で倒した際に、重心が安定し、ガタついたり転倒の不安を感じさせない頑丈な金属フレームと幅広のベース(脚部)が不可欠です。
3. 通気性の良い素材(ファブリック推奨)
PUレザーは高級感がありますが、仮眠中は汗で蒸れやすいのが難点です。通気性が良く、肌触りも優しいファブリック(布)素材のモデルは、短時間でも快適な休息をサポートしてくれます。
4. 体を支える適度なクッション性
柔らかすぎるクッションは体が沈み込みすぎて腰を痛めます。適度な反発力を持つ高密度ウレタンフォームを使用したモデルが、体をしっかり支えつつリラックスさせてくれます。
これらの特徴を踏まえ、仮眠におすすめのモデルを紹介します。
| モデル名 | リクライニング角度 | フットレスト | 素材 | 仮眠適性のポイント | 公式サイト |
| ウィステリア フリーダムチェア | 135度 | あり (引き出し式) | ファブリック | 角度は浅めだが、ファブリック素材とロッキング機能でリラックスした休憩に最適。日本企業製で品質も安定。 | 詳細を見る |
| AKRacing Pro-X V2 | 180度 | なし (別売り) | PUレザー | 圧倒的な安定性と180度リクライニング。別売りオットマンと組み合わせれば最高の仮眠環境だが、コストは高い。 | 詳細を見る |
| GTRacing GT002F-BLUE | 165度 | あり (収納式) | フェイクレザー | 仮眠に十分な165度とフットレストを両立。コストパフォーマンスに優れ、仮眠入門機としてバランスが良い。 | 詳細を見る |
まとめ:ゲーミングチェアのベッド代わり使う注意点とコツ
ゲーミングチェアをベッド代わりに毎晩使用することは、健康リスクや製品寿命の観点から絶対に避けるべきです。
しかし、日中の「30分以内の短時間仮眠用」として割り切って使用するのであれば、これほど効率的で便利なアイテムはありません。
本格的な睡眠はベッドで行い、ゲーミングチェアは作業・ゲーム、そして短時間の休息のためのパートナーとして、正しく活用することが重要です。
最後に記事のポイントをまとめます。
- ゲーミングチェアでの本格的な睡眠は推奨されない
- ベッド代わりの使用は健康を害するリスクがある
- 主なデメリットは「寝返りが打てない」「体への負担」「睡眠の質の低下」
- 足を下げて寝るとエコノミー症候群の危険性があり特に注意が必要
- 長時間の就寝利用はクッションのへたりやリクライニング機構の故障原因となる
- ゲーミングチェアの寿命は通常3~5年だが、就寝利用でさらに短くなる
- 「座る」姿勢においては人間工学に基づき体に良いメリットが多い
- 安価なモデルはリクライニング時に転倒するリスクがあり安全性を確認すべき
- 安全な寝方としてフットレスト(オットマン)の使用は必須
- 仮眠時の推奨角度は150度~170度の範囲
- 180度倒れるモデルが必ずしも寝やすいとは限らない
- 180度フルフラットは逆に腰に負担がかかる場合がある
- 30分以内の短時間仮眠(パワーナップ)には最適で作業効率向上に寄与する
- 仮眠用にはフットレスト付きでリクライニングが安定したモデルを選ぶ
- 素材はPUレザーより通気性の良いファブリックが仮眠には適している