透明のチェアマットにはデメリットが多い?後悔しない選び方

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透明のチェアマットにはデメリットが多い?後悔しない選び方

デスクワークの必需品、チェアマット。

床の保護のために透明タイプを検討しているものの、透明のチェアマットのデメリットについて不安を持つあなたは、本当に選んで後悔しないか不安を感じているのではないでしょうか。

チェアマットはいる?いらない?という疑問から、透明タイプのメリットは理解しつつも、実際に使った際のデメリット、例えば「ずれる時の対策」や「フローリングがカビる」可能性、「掃除の手間」などが気になりますよね。

また、素材の違いとして「ポリカーボネートの特徴」はどうなのか、ニトリやしまむらで手軽に買えるのか、あるいは「おしゃれなデザイン」や「大型サイズ」を選ぶべきか、最終的に「ずれないマット」はどれなのか、多くの疑問があると思います。

この記事では、そうした透明チェアマットに関するあらゆるデメリットと、それを回避するための最適な選び方を徹底解説します。

この記事に書いてあること

  • 透明チェアマットの具体的なデメリット(ズレ、カビ、汚れ)
  • デメリットを解消するための具体的な対策方法
  • PVC(塩化ビニル)とポリカーボネート素材の決定的な違い
  • 後悔しないチェアマットの選び方とおすすめの素材

透明のチェアマットのデメリットを解説

オフィスチェアのキャスターによって深く傷つき、凹んだフローリングの床。
チェアマットなしで傷ついたフローリング
  • そもそもチェアマットはいる?いらない?
  • 透明タイプのメリットとは
  • 透明マットがずれる時の対策
  • ポリカーボネート素材の特徴
  • フローリングがカビるという懸念点
  • 掃除の手間は?

そもそもチェアマットはいる?いらない?

結論から言うと、特にフローリングや畳の上でキャスター付きの椅子を使う場合、チェアマットは「必要」です。

多くの方が「チェアマットはいる?いらない?」と悩みますが、敷かない場合のデメリットは非常に大きくなります。

オフィスチェアなどに使われるキャスターは、ナイロンなどの硬い素材が主流です。これらのキャスターは、体重がかかった状態で動かすと、床材に傷や凹みを引き起こします。

特に賃貸物件の場合、退去時に床の傷や凹み、あるいは椅子の脚の跡が原因で高額な原状回復費用を請求されるケースも少なくありません。畳の上であれば、キャスターが畳の表面(い草)を直接傷つけ、ささくれ立たせてしまいます。

床の傷は「予防」がすべて

一度ついてしまったフローリングの深い傷や凹みを元通りに修復するのは、プロでも難しく費用もかかります。数千円のチェアマットを導入することで、将来的な数万円の出費を防げるため、強力な「床の保険」として導入を推奨します。

また、キャスターが床を転がる「ゴロゴロ」という音は、想像以上に階下へ響くものです。チェアマットには、こうした騒音を軽減する役割も期待できます。

透明タイプのメリットとは

美しい木目のフローリングの上に敷かれた、景観を損なわない透明なチェアマット。
透明マットで床の美しい木目を維持

デメリットが注目されがちな透明チェアマットですが、もちろん大きなメリットも存在します。

最大のメリットは、「お部屋の景観を損なわない」ことです。

透明なマットは床が透けて見えるため、こだわりのあるフローリングの木目や、お部屋全体のインテリアデザインを邪魔しません。

特に無垢材の床や、デザイン性の高い床材を使用しているお部屋では、その美しさを隠さずに床を保護できる唯一の選択肢とも言えます。

また、マット自体の色が視界に入らないため、お部屋に圧迫感を与えず、空間を広く見せる効果もあります。「床の保護はしたいけれど、いかにも何か敷いている感じを出したくない」という方にとって、透明タイプは非常に魅力的な選択肢です。

デザイン性チェアマットとの比較

例えば、デザイン性のあるカーペットタイプや木目調のマットは、それ自体がインテリアの要素となります。

それはメリットである一方、既存のインテリアと合わない可能性や、部屋の印象を大きく変えてしまうデメリットにもなります。透明マットは、そうした「失敗」のリスクがないのが強みです。

透明マットがずれる時の対策

透明マットの「ズレる」デメリット

透明チェアマット(特に安価なPVC:ポリ塩化ビニル製)の最大のデメリットが「ズレやすい」ことです。

椅子を動かすたびにマットが一緒に動いてしまい、その都度位置を直すのは非常にストレスになります。また、ズレた隙間からキャスターが床に接触し、結局傷がついてしまうこともあります。

この「ズレ」を防ぐためには、いくつかの対策が考えられます。

透明マットのズレ対策

  1. 家具で固定する
    最も簡単で確実な方法です。デスクの脚や棚の一部でマットの端を押さえてしまい、物理的に動かないようにします。ただし、掃除の際に動かしにくいのが難点です。
  2. 滑り止めシート・テープを併用する
    市販されているラグ用の滑り止めシートをマットの下に敷いたり、滑り止めテープを四隅に貼ったりする方法です。ただし、床材(特に無垢材や畳)によっては、テープの粘着剤が床を傷めたり、跡が残ったりするリスクがあるため注意が必要です。
  3. 裏面吸着加工のある製品を選ぶ
    透明タイプの中には、裏面が床にピタッと吸着する加工が施されている製品もあります。ただし、PVC製では少なく、高価なポリカーボネート製や、そもそも透明ではない布製マットに多い機能です。

根本的な対策としては、ズレにくい素材(次の項目で解説するポリカーボネートなど)を選ぶことが最も重要になります。

ポリカーボネート素材の特徴

硬く平らなポリカーボネート製マットと、薄く波打ったPVC製マットの素材比較。
ポリカーボネート(左)とPVC(右)の素材比較

「透明チェアマット」と一口に言っても、主な素材は「PVC(ポリ塩化ビニル)」と「ポリカーボネート」の2種類があり、両者は全く異なる特徴を持っています。

安価で一般的なのはPVCですが、ズレ、反り、熱への弱さといったデメリットの多くは、このPVC素材に起因しています。一方、ポリカーボネートは、それらのデメリットの多くを解消できる高性能な素材です。

「透明マットはダメだ」というレビューの多くは、実は安価な「PVC製」マットのデメリットを指していることが多いのです。素材の違いを理解することが、後悔しないための鍵となります。

両者の違いを比較表にまとめます。

特徴ポリカーボネート (PC)PVC (ポリ塩化ビニル)
硬さ・安定性非常に硬い
変形しにくく、重さで安定。ズレにくい。
柔らかい
丸まって届き、巻き癖が取れにくい。ズレやすい。
耐久性非常に高い(耐衝撃性はガラスの200倍とも言われています。)
割れにくい。
普通
長期間の使用で劣化やひび割れが起こりやすい。
耐熱性高い(約120℃~)
床暖房に対応できる製品が多い。
低い(約60℃~)
床暖房の熱で変形したり、床に貼り付く恐れあり。
透明度・変色透明度が高く、黄ばみにくい。透明だが、紫外線などで黄ばみやすい。
価格高価(1枚 8,000円~)安価(1枚 2,000円~)

このように、価格は高いものの、ポリカーボネートは透明マットの「ズレる」「反る」「熱に弱い」といった主要なデメリットをほぼ克服しています。

もし透明であることにこだわり、かつ失敗したくないのであれば、ポリカーボネート製を選ぶのが賢明です。

フローリングがカビるという懸念点

チェアマットを敷く上で、見落としがちなのが「カビ」のリスクです。

これは透明マットに限りませんが、床とマットが密着することで通気性がゼロになり、その間に湿気がこもりやすくなります。特に梅雨の時期や、飲み物をこぼした後に拭き取りが不十分だった場合、マットの裏側やフローリングにカビが発生してしまう可能性があります。

特に危険なのが、畳やカーペットの上に透明マットを敷くケースです。畳やカーペット自体が湿気を吸い込むため、フローリング以上に湿気がこもり、カビの温床となりやすいです。推奨されません。

カビ防止には「定期的な換気」が必須

カビを防ぐには、最低でも週に1回程度はマットをめくり上げ、床とマットの裏側を乾燥させ、掃除機をかける習慣が不可欠です。敷きっぱなしは絶対に避けましょう。

この手間が、チェアマットを運用する上での隠れたコストと言えます。

掃除の手間は?

カビ対策とも関連しますが、「掃除の手間」についても理解しておく必要があります。

チェアマットの表面は、撥水性が高いPVCやポリカーボネートでできているため、コーヒーやジュースをこぼしてもサッと拭き取れる点は大きなメリットです。汚れが染み込まないため、布製のカーペットより清掃性は高いと言えます。

しかし、デメリットもあります。

皮肉なことに、「透明だからこそ汚れが目立つ」のです。

透明なマットの上には、ホコリ、髪の毛、小さなゴミが非常に目立ちます。また、静電気が発生しやすいため、これらのゴミを吸着しやすい性質も持っています。

さらに、前述の通りカビや湿気を防ぐために、定期的にマットを剥がして裏側と床面を掃除する手間が発生します。大型のマットになるほど、この作業は億劫になりがちです。

掃除の手軽さ(表面)と、メンテナンスの手間(裏面)の両面を考慮する必要があります。

透明のチェアマットのデメリット回避法

透明ではないおしゃれなデザインの大型チェアマットでデメリットを回避するデスク周り。
デメリットを回避するチェアマットの選び方
  • ニトリやしまむらに商品はおすすめある?
  • おしゃれなデザインのおすすめチェアマット
  • 大型サイズで床を広く保護
  • ずれないマットを選ぶのが重要

ニトリやしまむらに商品はおすすめある?

チェアマットの購入先として、ニトリ、カインズ、IKEAといったホームセンターや家具店が挙げられます。また、しまむらでも新入学・新生活シーズンなどにデスクカーペットが販売されることがあります。

ニトリやホームセンター

ニトリやカインズなどでは、安価なPVC製の透明マットから、ポリカーボネート製、さらにはタイルカーペットタイプの吸着マットまで、幅広い選択肢が揃っています。(参照:ニトリ公式通販 チェアマット)

実店舗で購入する最大のメリットは、実際のサイズ感や素材の硬さ、厚みを手で触れて確認できることです。特にPVCの巻き癖の強さや、ポリカーボネートの硬さは、実物を見ないと分かりにくい部分です。

しまむら

しまむらの場合、取り扱いは「デスクカーペット」と呼ばれる布製・ラグタイプの商品が中心となることが多いです。

これらは学習机用としてデザインされているものが多く、透明タイプやポリカーボネート製の取り扱いは限定的か、無い可能性が高いです。

オンライン通販も活用しよう

実店舗で目星をつけた上で、より多くのサイズや素材(特にポリカーボネート製)から選びたい場合は、Amazonや楽天市場などのオンライン通販が便利です。特に大型サイズは持ち帰りが大変なため、配送してもらえるメリットは大きいでしょう。

おしゃれなデザインのおすすめチェアマット

もし「透明であること」に強いこだわりがないのであれば、デメリットを回避するために、積極的におしゃれなデザインのマットを選ぶのも一つの賢い方法です。

「床を隠したくない」から透明を選ぶのではなく、「あえておしゃれなマットで床を演出しつつ保護する」という発想の転換です。

透明以外の選択肢には、以下のようなものがあります。

  1. 布(カーペット)素材
    吸音性が高く、キャスター音をしっかり抑えてくれます。肌触りも良いため、素足で過ごす方にもおすすめです。キルティングラグやスウェット生地など、インテリアラグのようなおしゃれな製品も増えています。ただし、毛足が長いものはキャスターが引っかがり動きにくくなるため、毛足の短い(ループタイプなど)を選ぶ必要があります。
  2. デザインPVC素材
    透明ではなく、木目調、大理石調、タイル柄、ヘリンボーン柄などがプリントされたPVCマットです。床の保護をしつつ、手軽に部屋のイメージチェンジができます。
  3. ゲーミングチェアマット
    eスポーツの普及に伴い、メーカーロゴが入ったものや、派手なデザインの大型マットも増えています。機能性を重視しつつ、デスク周りを「ゲーミング空間」として統一したい方に人気です。

大型サイズで床を広く保護

チェアマット選びで失敗しがちなのが「サイズ」です。

「とりあえず椅子が乗ればいい」と小さいサイズ(例:90cm四方など)を選ぶと、椅子を少し引いただけでキャスターがマットから落ちてしまい、結局床を傷つけてしまいます。

最低でも、標準的なデスク(幅120cm)に対して「90cm × 120cm」が椅子の可動域をカバーする最小限の目安とされています。

しかし、より確実なのは、デスクの脚ごとカバーできる「大型サイズ」(例:130cm × 160cmなど)を選ぶことです。

大型サイズを選ぶメリット

  • 椅子の可動範囲を気にせず、広々と動ける。
  • キャスターだけでなく、デスクの脚による床の凹みや傷も同時に防げる。
  • マット自体の重量が増すため、ズレ防止効果が高まる。(特にPVC製の場合)

L字デスクや大型のゲーミングデスクを使用している方は、さらに大きな「120cm × 180cm」といったサイズが必要になる場合もあります。購入前には、必ずメジャーでご自身のデスク周りと椅子の可動範囲を実測してください。

ずれないマットを選ぶのが重要

床に強力に固定される、布製チェアマットの裏面にある吸着滑り止め加工の拡大図。
裏面吸着加工でズレを防止

ここまで解説してきたデメリットを踏まえると、チェアマット選びで最も重視すべきポイントは「いかに、ずれないマットを選ぶか」に尽きます。

ズレは、日々の小さなストレスになるだけでなく、床を保護するという本来の目的を果たせなくなる致命的な欠陥です。

最も避けるべき組み合わせ

最もズレやすい、すなわち「失敗しやすい」組み合わせは、「軽量(薄手)で小型の、滑り止め加工がない透明PVCマット」です。安価であるため手を出しやすいですが、すぐにズレて使い物にならなくなる可能性が最も高い選択肢と言えます。

「ずれない」ことを最優先にする場合、以下の選択肢がおすすめです。

1. ポリカーボネート製マット

前述の通り、素材自体が硬く重いため、PVC製に比べて圧倒的に安定感があり、ズレにくいです。透明度にこだわるなら、これが最良の選択肢となります。

2. 布製(裏面吸着加工)マット

サンコーの「おくだけ吸着」シリーズ(参照:サンコー おくだけ吸着)に代表されるような、裏面が床に吸着するタイプの布製マットです。掃除機をかけても吸い上がらないほど強力に固定されます。

吸音性や肌触りも抜群ですが、透明ではない点、そして畳やカーペットの上では吸着効果が発揮できない点がデメリットです。

3. 大型PVCマット(家具固定前提)

コストを抑えたい場合、安価なPVC製でも「大型サイズ」を選び、デスクの脚でしっかり踏んで固定する方法です。この方法なら、ズレの問題は物理的に解消できます。

透明なチェアマットのデメリットについて総括

「チェアマット 透明 デメリット」について、その原因と具体的な回避法を解説してきました。最後に、この記事の要点をまとめます。

  • チェアマットは床の傷や凹みを防ぐために必要不可可
  • 賃貸住宅では特に原状回復費用のリスク回避に役立つ
  • 透明マットのメリットは床のデザインを活かせること
  • 透明マットの最大のデメリットは「ズレやすい」こと
  • ズレ対策には家具での固定や滑り止めシートが有効
  • 透明マットの素材は主にPVCとポリカーボネートの2種類
  • 安価なPVC製は柔らかく、ズレやすく、熱に弱い
  • ポリカーボネート製は高価だが硬く、ズレにくく、床暖房対応も多い
  • 透明マットのデメリットの多くは安価なPVC製に起因する
  • マットを敷きっぱなしにすると湿気でカビるリスクがある
  • カビ防止には週1回程度の換気と掃除が必須
  • 畳やカーペットの上は特にカビやすく推奨されない
  • 透明マットは静電気でホコリが目立ちやすい手間もある
  • ニトリやカインズでは実物を見て選べるメリットがある
  • 透明にこだわらなければ布製やデザインPVCもおしゃれ
  • 布製は吸音性が高いが毛足の短さが重要
  • サイズは椅子の可動域(最低90x120cm)をカバーすること
  • デスクごと覆う大型サイズがズレ防止にもなりおすすめ
  • 最も重視すべきは「ずれない」ことで、ポリカーボネート製や裏面吸着タイプが優れる