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こんにちは。ルームジャーナル運営者の葉月です。
お部屋のスペースを考えると、デスクの奥行きは50cmが限界かも…でも、「デスク 奥行50 狭い」って検索すると、「後悔した」なんていう意見も見かけて、本当に大丈夫かなって不安になりますよね。
「ノートPCだけなら十分そうだけど、デスクトップPCを置いたらどうなるんだろう?」「デュアルモニターやゲーミング環境なんて、やっぱり夢のまた夢なのかな…」「もしかして、モニターアームの導入が必須になる?」など、実際の使い勝手がどうなのか、すごく気になるところだと思います。
私自身、これまで色々なサイズのデスクを使ってきた経験があるのですが、奥行50cmというのは確かに「工夫」が必要なサイズ感です。でも、決して「使えない」サイズではありません。
この記事では、奥行50cmデスクのリアルな実力と、その「狭さ」という感覚をどうやってスマートに克服していくか、具体的なレイアウトのアイデアやおすすめのアイテムについて、詳しく見ていきたいと思います。スペースの制約を「最適解」に変えていきましょう。
この記事に書いてあること
- 奥行50cmデスクが「狭い」と感じる本当の理由
- ノートPCやゲーミングなど用途別のリアルな適合性
- 狭さを克服するモニターアームやスライダー活用術
- スペースを最大限に活かすおすすめレイアウト
デスクの奥行50cmは狭い問題の分析

奥行50cmが「狭い」と感じるのには、実はちゃんとした理由があります。よく例えられるのが「カフェのカウンターテーブル」くらいのサイズ感。飲み物とノートPCを置くくらいなら十分ですが、そこに資料やキーボード、マウスまで広げようとすると、途端に窮屈さを感じてしまいます。
この「狭さ」の正体は、単なる主観的な印象だけではなく、エルゴノミクス(人間工学)的な課題も含んでいます。ここでは、どんな作業なら快適で、どんな作業だと厳しいのか、用途別にその現実を詳しく分析していきましょう。
ノートPC作業なら快適か

まず、結論から。ノートPC(ラップトップ)での作業がメインなら、奥行50cmは「非常に快適」と言っていいと思います。
一般的なノートPC作業に必要な奥行きは、大体40cmあれば十分とされています。例えば、13インチのノートPC本体の奥行きが約21cm、そしてキーボードを打つために手首から肘あたりまでをデスクに置くスペースとして約20cmを見たとします。これでも合計41cmです。
そうすると、奥行50cmのデスクなら、手前に10cm弱の「快適性のためのバッファ」が生まれる計算になります。
この「10cmの余裕」が、作業の質を大きく左右します。ここにコーヒーマグや手帳、スマホを置いたり、ちょっとしたメモを取ったりできるんですよね。奥行40cmのデスクだと、本当にPCを置くだけでギリギリ、腕も半分落ちてしまう…なんてことになりがちですが、50cmあるだけでデスク上の自由度がグッと上がります。
私も以前、ノートPCメインで仕事をしていた時期は奥行50cmのデスクを使っていましたが、マルチタスクをしない限りは、特に不便を感じたことはありませんでしたよ。
ゲーミング利用の現実

一方で、本格的なゲーミング用途、特にPCゲーム(FPS/TPSなど)となると、奥行50cmは「かなり厳しい」というのが正直なところです。
理由はシンプルで、マウスを大きく振るためのスペース(可動域)が、奥行き方向に足りないからです。
ローセンシ(低DPI)プレイヤーの絶望
ゲームのプレイスタイルによりますが、特に低いDPI(解像度)設定、いわゆる「ローセンシ」でプレイする方は、エイム(照準合わせ)のためにマウスを手前から奥へ、奥から手前へと大きくスイングさせます。奥行50cmでは、モニターを置いた残りのスペースでこの動きを確保するのは、物理的に困難です。
モニターを奥に置けばマウススペースがなくなり、キーボードとマウスを手前に置けばモニターが顔に近すぎる…という、エルゴノミクス上の致命的なジレンマに陥りがちです。大型のキーボード、マイク、ストリームデック(配信機材)などを置くスペースも当然ありません。
ゲーミングには非推奨
快適なプレイ環境を最優先するなら、やはり推奨される奥行き70cm~80cm以上を検討するのがベターかなと思います。奥行50cmは、あくまでコントローラーで遊ぶゲームや、マウス操作が少ないRPG、シミュレーションゲームなどをライトに楽しむ程度、と考えた方が良さそうです。
デュアルモニターは可能か

これもよくある疑問ですが、標準的なモニタースタンドを使ってモニターを2台「横並び」にするのは、ほぼ不可能です。
これは断言できます。なぜなら、モニターのスタンドは私たちが想像している以上に奥行きを占有するからです。
スタンドが占める絶望的な面積
一般的な24インチ~27インチモニターのスタンドは、V字型や四角形の台座を採用していることが多く、その奥行きは25cmから30cmに達することも珍しくありません。奥行50cmの天板にそれを1台置いただけでも、残りは20cm~25cm。ここにキーボードを置いたら、もう手首を置くスペースは皆無です。
それを2台「横並び」にしようとすれば、スタンドだけで天板の奥行きがすべて消費され、キーボードを置くスペースは完全にゼロになります。これはもう「作業が狭い」というレベルではなく、「作業が成立しない」状態です。
ですので、奥行50cmでデュアルモニター環境を実現したい場合は、発想の転換が必要になります。普通に置くのは諦めて、後で紹介する「モニターアーム」を使った特別なレイアウトを採用することが絶対条件となります。「横並びは無理」と覚えておくといいかもしれません。
おしゃれな無印良品デスク

奥行50cmのデスクを選ぶ大きな理由って、やっぱり「リビングや寝室、ワンルームなど、専用の書斎じゃない場所に置きたい」というケースが非常に多いと思うんです。
そうなると、機能性だけじゃなくて「おしゃれさ」や「部屋の景観を損なわないデザイン」も、同じくらい重要ですよね。
例えば、無印良品には「木製コンパクトデスク」(幅80×奥行50cm)といった、まさにこのサイズ感の製品があります。オーク材やウォールナット材のシンプルなデザインは、どんなインテリアにもスッと馴染んでくれます。
生活空間の中心にデスクを置く以上、スチール製の無骨なものではなく、家具としての「たたずまい」が良いものを選ぶのは、圧迫感を減らし、心理的な「狭さ」を感じさせないための大事なポイントかなと思います。あえて「デスクです!」と主張しすぎないデザインが、リビングには最適ですね。
引き出し付きで収納を増やす
天板の上が狭いからこそ、収納力はデスク選びの生命線になります。天板の面積が限られているということは、そこに置けるものも限られる、ということです。
天板の上にペン立て、書類トレー、A4ファイル、ホチキス…と置いていくと、あっという間に作業スペースが圧迫されてしまいますよね。だからこそ、筆記用具や充電ケーブル、ノートなどの小物をしまえる「引き出し付き」のデスクは、奥行50cmの環境では本当に重宝します。
天板上をゼロにする工夫
理想は、作業時以外は天板の上をクリーンに保つこと。それを実現するために、引き出し以外にも様々な工夫が凝らされた製品があります。
- タップ収納付き:デスク奥や天板下に電源タップを隠せるスペースがあり、ごちゃごちゃする配線を隠せます。
- 棚付き(一体型):デスクの横や上に棚が一体化しており、プリンターや書籍を立体的に収納できます。
- フック付き:サイドにヘッドホンやバッグを掛けるフックが付いているものも便利です。
限られたスペースをクリーンに保つための工夫が凝らされた製品を積極的に選ぶのが、快適への近道ですね。
折りたたみデスクの利点
「毎日デスクで作業するわけじゃないんだよな」「テレワークが週に1回だけある」という方には、折りたたみデスクという選択肢もすごく賢いと思います。
使いたい時だけサッと出して、作業が終わったら畳んで部屋の隅やベッドの下に片付けておく。これなら、スペースの問題を「使わない時間」において根本的に解決できます。
最近は「折りたたみ=安っぽくてグラグラする」というイメージを覆すような、デザイン性が高く、安定感のある製品も増えています。
ミシン台やアイロン台、ちょっとした趣味の軽作業用として使うのにもぴったりですね。物理的に「撤去」できるというのは、リビングやワンルームのような多目的ルームでは、何物にも代えがたい大きなメリットです。
選ぶときの注意点
ただし、選ぶ際には「安定性」をよく確認してください。特にキーボードを強くタイピングする方は、ある程度の重量や補強フレーム(クロスバーなど)があるモデルを選ぶと、作業中のストレスが少ないかなと思います。
デスクの奥行50cm、狭い思いを克服するには?

さて、ここまで奥行50cmデスクの「厳しい現実」も見てきましたが、「やっぱり奥行50cmのデスクで、デスクトップPCや快適な作業環境を諦めたくない!」という方も多いと思います。
大丈夫です。工夫次第で、その「狭い」はスマートに克服できます。
ここでは、そのネガティブな印象をポジティブに変える、具体的なレイアウト術と必須アイテム(まさにヒーローです)を紹介しますね。
解決策1:モニターアームの導入
奥行50cmデスクの「狭い」問題を解決する最強のヒーロー。それが「モニターアーム」です。
もしデスクトップPCを使いたい、あるいはノートPCに外部モニターを繋ぎたい、と考えているなら、これはもはや「アクセサリー」ではなく「必須の投資」と言っても過言ではありません。私も使っていますが、これは本当に世界が変わりますよ。
なぜかというと、デスクの奥行きを圧迫する最大の原因である、あの巨大な「モニタースタンド」が、物理的に消えるからです。
スタンドの「呪い」からの解放
前述の通り、モニタースタンドは20cm~30cmもの奥行きを平気で占有します。これがなくなる、というのはどういうことか。
モニターアームが空間を解放する
モニタースタンドが占有していた奥行き(約20〜30cm)がまるごと解放され、実質ゼロになります。これにより、奥行50cmの天板すべてが、キーボードや筆記のための「純粋な作業サーフェス」に生まれ変わるんです。
体感としては、奥行50cmのデスクが、実質70cmデスクと同等かそれ以上の作業スペースに感じられます。これは大げさじゃありません。
エルゴノミクス(人間工学)の観点からも必須
モニターアームは、スペース確保だけでなく、健康面でも重要です。厚生労働省のガイドラインでは、ディスプレイとおおむね40cm以上の視距離を確保することが推奨されています(出典:厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」)。
奥行50cmのデスクにスタンドでモニターを置くと、この距離が確保できず、眼精疲労や姿勢の悪化(猫背)に直結します。アームでモニターをデスクの奥(あるいは外)に追いやることで、初めて適切な視距離と姿勢を確保できるんです。
取り付けの注意点
ただし、モニターアームの多くは「クランプ式」といって、デスクの天板を力強く挟み込んで固定します。ご自身のデスクの天板がクランプを取り付けられる構造か、購入前に必ず確認してください。
- 天板の厚み:対応する厚み(例: 10mm~80mm)か?
- 天板の材質:ガラス天板や、中が空洞のハニカム構造の天板は、割れたり凹んだりする可能性があり非推奨です。
- 天板の縁:クランプを差し込むのに十分なスペース(例: 奥行き10cm以上)があるか?(縁にフレームがあると付けられない場合も)
これらの確認は絶対に必要です。不明な点はデスクのメーカーに問い合わせるのが確実ですね。
解決策2:キーボードスライダー
もう一つの強力な解決策が、「キーボードスライダー」です。後付けできるタイプも多く市販されています。
これは、デスクの天板の下にスライド式のトレイを引き出しのように設けて、そこにキーボードとマウスを配置するアプローチです。
このレイアウトの最大のメリットは、天板を「モニターや筆記用」、スライダーを「入力用」と、作業ゾーンを「二層構造」に完全に分離できること。天板の上は、モニターとコーヒー、手帳だけ。入力作業はすべて天板の下。これにより、奥行50cmの天板の狭さをまったく感じさせない、という使い方が可能になります。
ゲーミング用途への可能性
先に「ゲーミングには非推奨」と言いましたが、このキーボードスライダーを使えば話は別です。スライダー上に大型のゲーミングキーボードとマウスパッドを配置し、マウスを自由に操作するスペース(可動域)をしっかり確保できます。
モニターは奥の天板上に安定して設置できるため、奥行き50cmでは実現不可能だった「適切な視距離」と「広いマウススペース」が両立できる可能性があります。
デメリットも理解しておこう
一方で、デメリットもあります。それは「姿勢」と「安定性」です。後付けのスライダーは、どうしても天板より低い位置にキーボードが来ます。
これが自分の椅子の肘掛けや腕の高さと合わないと、かえって肩こりの原因になることも。また、構造上、天板に直置きするよりはタイピング時に多少の揺れを感じる場合があります。
自分の体格やプレイスタイルに合うか、検討が必要ですね。
快適なレイアウトと使い方
奥行きが50cmに固定されている以上、快適さを左右するもう一つの、そして最後の変数は「幅(横幅)」です。
もしお部屋のスペースに「奥行きは取れないけど、横幅はとれる」という余裕があるなら、奥行きは50cmのままでも、幅が100cm、120cm、あるいは140cmある「横長」のデスクを選ぶことを強くおすすめします。作業効率は劇的に上がりますよ。
幅が80cmだとノートPC1台で手一杯ですが、120cmあれば、ノートPCの横にA4の資料集やノートを広げたり、サブのタブレットを置いたり、デスクランプを置いたりと、「横方向へのリニア・マルチタスク」がすごくしやすくなります。
奥行きが足りないと感じるストレスを、幅の余裕でカバーする。これは非常に有効な戦略ですね。
用途別・おすすめ「幅」の目安(奥行50cmの場合)
デスクの「幅」をどう選ぶか、用途別の目安をまとめてみました。あくまで一例ですが、参考にしてみてください。
| 推奨幅 | 主な用途 | ポイント |
| 80cm~90cm | ノートPC(単体)での軽作業 | 最小限のフットプリント。 リビングの隅にも置けるコンパクトさ重視。 |
| 100cm | ノートPC + 筆記・読書 | PCの横にA4ノートや教科書を広げる標準的なスペース。 |
| 120cm | ノートPC + 外部モニター(アーム) | 最もバランスの取れたサイズ。 モニターとPCを並べても余裕がある。 |
| 140cm~ | デスクトップPC + 横並び作業 | PC作業と他の作業(書き物、模型作りなど)を同時に行う人向け。 |
デスクの幅については下記の記事でさらに詳しく解説しています。
>>デスク幅100cmは狭い?用途と相談し後悔しないサイズ選びを
縦積み2画面という裏技

さっき「デュアルモニターの横並びは不可能」とバッサリ切りましたが、それでもどうしても2画面欲しい場合の「裏技」があります。それが、「縦積み(バーティカル・スタッキング)」です。
これはその名の通り、縦積み対応のデュアルモニターアームを使って、モニターを上下に2枚配置する超・省スペースレイアウト。デスクの水平スペース(横幅)を一切消費しないため、シングルモニターアームと同様に天板の奥行きすべてを解放できます。
専門的ですが、唯一の解決策
メインモニターを目の前に、サブモニターをその上(または下)に配置します。視線の上下移動に慣れは必要ですし、人によっては首への負担を感じるかもしれませんが、奥行50cmという厳しい制約の中でデュアルモニター環境を構築しようとするなら、唯一かつ最良の専門的解決策と言えます。
株のトレーダーやプログラマーの方、あるいは動画編集でタイムラインを下に、プレビューを上に、と分けて使いたい方には合理的な選択肢かもしれませんね。
まとめ:デスクの奥行50cmは狭いのか
ここまで色々と見てきましたが、改めて「デスク 奥行50は狭いのか?」という問いに答えるなら、結論は「あなたの使い方と工夫次第で、答えはYESにもNOにもなる」というのが私の答えです。
ノートPCでの作業やリビングでのちょっとした書き物がメインの方にとっては、全く問題なく、むしろ「省スペースで多目的に使える優秀な選択肢」です。
一方で、デスクトップPC、デュアルモニター、ゲーミングといった高度なセットアップをしたい方にとっては、そのまま使えば「エルゴノミクス的に破綻する、狭いデスク」であることは間違いありません。
ですが、その壁は「モニターアーム」や「キーボードスライダー」といったヒーローたちの力で乗り越えることが可能です。また、「幅」で余裕を持たせるという戦略も有効です。
奥行50cmのデスクは「買ってそのままの完成品」ではなく、使う人の知恵とカスタマイズで真価を発揮する「可能性を秘めたベース・プラットフォーム」なのかもしれませんね。ご自身の作業スタイルをしっかり見極めて、賢く快適なデスク環境を作ってみてください。